【株式会社NSインシュアランスのhokan活用事例】独自でカスタマイズした顧客データを蓄積し、Webマーケティングへ利活用

hokan導入事例

こんにちは、保険代理店向けに顧客管理システムを開発している株式会社hokanのメディア運営チームです。

hokanをご利用いただいている保険代理店様を対象に、hokanを導入するにあたっての課題や背景、実際に利用してみての所感など、ありのままをお話いただくインタビューを実施しています。

今回、株式会社NSインシュアランスにて代表取締役を務める園部様にインタビューをさせていただきました。

■プロフィール 代表取締役

園部 壮登 大学院卒業後、損害保険会社にアクチュアリーとして入社し、2年目から不動産投資を開始。 不動産投資以外にも学生時代から得意としていた、株・FX・先物・オプション取引などをプロとして行うために、資産運用会社へ転職し先物のトレーダーとして勤務。 現在は保険代理店事業を立ち上げ、NSアセットマネジメントのグループ会社、NSインシュアランスの代表を務める。

■会社概要 https://nsam.jp/overview/

「Webマーケティング」と「分析」で顧客を創出し続ける – NSインシュアランスの特徴と強みとは?

NSさん会社ロゴ

Q. 改めて園部様から代理店の特徴についてご紹介いただけますでしょうか?

NSインシュアランスは、不動産投資家専門の保険代理店であることが大きな特徴の一つです。

「不動産投資家専門」である背景としては、親会社である株式会社NSアセットマネジメントが不動産投資家を対象に複数の事業を行っており、その一貫で損保販売をしていたことがあります。 今では、分社化をして不動産投資家の方を中心に損害保険だけではなく生命保険も提供しています。

また、保険会社とのコミュニケーションの取り方も一つ大きな特徴であり強みだと考えています。 保険代理店を経営する上で必要な業務や知識について不明点が多々出てくると思います。その際、「保険会社を良い意味で頼らず、自分たちで解決する」ように徹底しています。 不明点については自分たちで最大限調査し、例えば約款の解釈がわからなかったりした時は担当のソリシタに聞くようにしています。

保険業界未経験のメンバーも所属しているのですが、自分たちで調べた方が教育的なメリットもありますし、保険会社と円滑なコミュニケーションを取ることができるので今後もこのスタンスは大事にしていきたいですね。

Q. 御社はデジタルに強いという話を伺ったのですが、何か取り組まれていることはあるのでしょうか?

弊社では、見込み顧客の創出をWebマーケティングで行っており、一般的な営業のポジションを設けていません。 具体的には、オンライン広告を通して自社のオンラインセミナーに出席してもらい、個別面談に申し込みをしていただいています。

また、「顧客獲得単価」や「特定ページのクリック数」といったWebマーケティングの数字状況を分析し、ページ内容や広告画像を変更して仮説検証を繰り返しています。

個別面談のお申し込みをいただくまではほぼ自動で、営業の効率化をできていることは大きな強みです。

hokanをカスタマイズして蓄積したデータを利活用 – NSインシュアランスのhokan活用法

NSインシュアランスセミナー会場

Q. デジタルに強いNSインシュアランスさんがシステムを利用するに至った背景はどのようなものなのでしょうか?

そもそもシステムを検討しようとした背景は、監査対応と態勢整備の強化をするためです。 当初は損害保険のみをご案内していたのですが、複数の生命保険をご案内することになってから特に意識をするようになっていました。

それまでは顧客管理や契約管理など全てをエクセルで関数を組んで管理していたのですが、メンバーが増えてきたことや、これからも採用をしていくことを考慮するとエクセルでの管理に限界を感じていました。

特に意向把握です。

保険会社からの意向把握シートはエクセルで渡されることが多く、自分たちなりにカスタマイズをして活用していたのですが、記入漏れや承認作業など工数がかかってしまうことが課題でした。

Q. 態勢整備、監査対応をはじめ、役立っているhokanの機能を教えてください!

まずは意向把握機能ですね。

管理したい情報をカスタマイズして項目を設けられますし、項目ごとに「必須」等も設定することができるのは便利です。 記入しないと先に進めないようになっているので、記入漏れもなくなりました。

また、hokanは全体的にカスタマイズ性に優れ、柔軟なシステムであることが良いと思っています。

例えば弊社では顧客情報に「個別面談に至るまでの経路」という項目を作成して記入するようにしています。 お客様は何をきっかけに個別面談にたどり着いたのかを把握することで、Webマーケティングの効果を定量的に可視化することができるからです。 hokanで蓄積したデータをエクスポートして分析することで次に打つべきWebマーケティングの施策実行や、経営判断の参考にするようにしています。

このようにTNetや共同ゲートウェイに載っていない情報を蓄積できることは、今後大きな資産になると思っています。

機能ではないのですが、保険代理店の業務に寄り添った形で行われるhokanのアップデートが一番の魅力だと考えています。 私たちだけではなく、hokanを利用している他の保険代理店からの要望を元にhokanがアップデートされていくので、自分たちだけでは気づけなかった業務改善方法をhokanを通して知ることができるのは大きなメリットです。

Q. 一方で、これからhokanに欲しい機能や要望はございますか?

今でもカスタマイズ性に優れていると思うのですが、さらに柔軟なカスタマイズ性と拡張性が備われば嬉しいです。 例えばデータをエクスポートする時、現状だと使わない項目も一緒にエクスポートされてしまいます。 エクスポートしてから項目を削除することなく、最初からエクスポート項目をカスタマイズできると良いですね。

「拡張性」の面だと、ToDo機能がもう少し便利になればと期待しています。

現状、自分のタスク管理をするだけであれば十分なのですが、社内でタスクを受け渡しをした際は「今誰が担当しているのか」、「タスク自体完了したのか」わからない状態になりがちです。

例えば、通知機能等でタスク状況を把握できるようになればもっと便利になるなと考えています。

今後のToDo機能のアップデートに期待しています!

Q. それらを踏まえて、園部さんはどんな保険代理店だったらhokanをオススメできるとお考えでしょうか?

どの保険代理店も利用した方が良いと思っておりますが、特に弊社のように独自で顧客管理の項目を設けて管理したいという代理店にはhokanが合うかなと思います。

hokan以外にも様々な顧客管理システムがあると思いますが、大きく2つの視点でhokanが良いと考えています。 「保険代理店の業務に特化したシステム」であること、「変化し続ける保険業界に柔軟に対応できるシステム」であることです。

弊社ではhokanの機能に応じて業務を進めており、現状のhokanでできないことは別でオペレーションを考えて対応しています。

これは、弊社だけでなく他代理店の課題に応じて毎週機能がアップデートされるからこそできることで、近い将来アップデートを重ねたhokanで全ての業務に対応できるのではないかなと考えています。

不動産投資家にとって日本一の保険代理店へ! – NSインシュアランス園部代表が目指す未来とは。

NSインシュアランス会社ロゴ

Q. 最後に今後NSインシュアランスをどのような会社にしていきたいかお伺いできますでしょうか?

まず、『不動産投資家にとって日本一の保険代理店』にしたいです。

私自身不動産投資を行っていますが、不動産投資家にとって「保険」の知見は重要だと考えています。 不動産投資家ならではの保険の考え方や必要性を広めていきたいですね。

メンバーに対しても同様に、不動産投資家の特殊な事情を踏まえつつ、生保損保どちらの保険についてもきちんと理解してお客様にご案内できるように精進していきます。

また、NSインシュアランスに所属して業務をひたむきに頑張れば、全員TOTを目指せる会社にしたいと思っています。

弊社は、個人の能力でのし上がっていくというよりも仕組みで勝ち上がっていく組織です。 先ほども申し上げましたが、Webマーケティングで新規顧客の創出をしているため、飛び込みなどの一般的な営業活動はしていません。

技術やツールを駆使して社内の業務の仕組み化を進めた結果、保険業界未経験で入社したメンバーが場数を踏み、1年でMDRTに値するまでに成長しています。 このように仕組みで組織を強化していくことでメンバーがどんどん優秀になれば、多くのお客様の課題や不安の払拭に貢献できると思っています。

そしてゆくゆくは、仕組みで全員がTOTになれる組織を目指しています。

インタビュア: お聞きしていて高揚感を覚える刺激的な時間になりました。 少しでもhokanが貢献できるように精進して参ります!

インタビューにある通り、NSインシュアランスさんは不動産投資家を対象にWebマーケティングをはじめ、業務の仕組み化に強みを持つとてもユニークで魅力的な保険代理店です。

絶賛採用中とのことなので、気になる方はぜひお問い合わせください!